【振り返り】カッパ杯(令和4年11月度)に参加してきました。

今回は、令和4年11月26日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会の参加振り返りをしていきます。
参加者数は20名と参加資格五段格以下の大会としては盛況でした。

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【振り返り】カッパ杯(令和4年10月度)に参加してきました。

初戦はT葉五段との対局。

私の白番。
白16ではAも有力。
黒17の二間高ガカリは意表を突かれましたが、白18と自然に小ゲイマ受けに構えておいて悪くないとみました。
黒23も意外な手で、Bの一手だと思っていました。

白34では実戦Cと打ちましたが、急いで打つところではなかったようです。
ひとまずは白Dを利かすのが本手のようです。

予定外の展開ばかりでしたが、本譜はうまくまとめて勝つことができました。

2戦目はK田五段との対局。

私の白番。
白20までは経験のある進行。
白22では23と打ってから22をみたほうが筋のいい打ち方でしたね。
黒27は29とノビの一手だと思っていたため意表を突かれました。

ここから薄い碁を展開してしまいましたが、なんとか勝つことができました。

3戦目はI丸五段との対局。
今年初めてかもしれないくらい久しぶりに当たりました。

私の白番。
白14はすでに生きている石からハッているため余計な手だったかもしれません。
白16ではAと打って足早に打つのをAIは推奨していますが、いまの私の技術ではまとめ切れる気がしませんね。

白24で実戦はBと打ちましたが、狙いに乏しく感触が悪かったです。
代えてCがいいとのことですが、対局中はまったく考えませんでした。

細かい碁になりそうでしたが、相手の一失により大石を仕留めて勝つことができました。

4戦目はO川五段との対局。

私の黒番。
黒27ではAと左下手抜きで進めるのも有力。
本局は黒35まで部分的に知っている形だったのでやってみました。
黒37で実戦はBと打ちましたが、Cと補強するべきでした。

実戦はこの後大石を取って取られての大味な碁になり、コミを出せず3目半負けとなりました。

最終戦はT三段との2子局。

右下、右上と定石形に進みました。
白25では右上続けてうつならAと打つべきでしたか。
また、Bと手抜きで応じるのもありました。

白31で実戦はCと打ちましたが、Dが優りました。
実戦は白石の眼形が薄い碁を強いられましたが、こちらの気合いが通った格好で中押し勝ちとなりました。

総合成績4勝1敗で2位。
本大会ではしばらく優勝から遠ざかっていますので、次こそ全勝できるようがんばります。

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