【振り返り】カッパ杯(令和4年9月度)に参加してきました。

今回は、令和4年9月24日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会の振り返りを行います。

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【振り返り】カッパ杯(令和4年6月度)に参加してきました。
【振り返り】カッパ杯(令和4年7月度)に参加してきました。
【振り返り】カッパ杯(令和4年8月度)に参加してきました。

初戦はY田初段との4子局。

カカリからカケ、ツケの組み合わせは置き碁で私がよく打つ手法。
黒18などでは21と三々に守られたほうが断然イヤでした。

実戦はまだまだ大変ですが、実利を稼いでペースは悪くないかと感じていました。
結果も黒がうまく厚みを築けず、白が地合で逃げ切りました。

2回戦は高校生のK澤二段と3子局。

黒10ではAと打たれたほうがイヤでした。
左上で難なく白生きることができて悪い気はしませんでした。

黒16の三々入りではBの一手と思っていたので驚きました。

黒24は甘い手で、ツケ二段で打った石がボケた感じがします。

右上も部分的に白が少し得していると思うのですが、CのハイではDと強く応じるべきでしたね。
実戦はこのあと大石の取り合いとなり、若手の勢いに押し切られました。

3回戦はN坂五段との対局。

私の黒番。
白18からさっぱり分からない世界に。
このあたりは定石の勉強不足が露呈してしまいました。

黒19ではAと打つべきで、隅は多少差し出したほうがよかったです。
実戦が実利は稼げましたが厚みの格好がよく、白が打てる形勢に。

しかし、黒35と白36の交換が入って厚みを少しですがぼかした形に。
逆転には至っていませんが、ここからペースをつかんで勝つことができました。

4回戦はK崎五段との対局。

私の黒番。
黒11までは3回戦と同じ進行。

白12の大ゲイマには黒13とカカリで応じるのがAIも推奨する打ち方となります。
黒23ではAが優るようで、使い分けは私にはまだ難しいですね。
白も26ではBがよかったようで、まだまだ先は長いですが黒が勝ち切ることができました。

5回戦はK澤二段と再戦。
まさか同じ相手を当てられるとは思ってもみなかったので驚きました。

白7までは2回戦と同じ進行。
黒8でK澤二段が変化。勝ったほうが手を変えるのは意外でしたが、下手からすると上手が同じ手順をたどってくるのは気持ち悪いかもしれませんね。

白27まで右下、左上で一間バサミの代表的な定石に。
黒26とツギで打つのは旧定石ですが、これでも悪くないからと指導を受けていたようですね。

黒28のコスミツケから黒32のコスミのセットは昔から打たれている本手。
このコスミを打てるというだけでこの打ち手はしっかり石の形を学んでいるなと感じました。

このままではまずいとみて、右上に手をつけてから白43と転戦。
黒46は弱気な態度で一本取ったかと思いましたが、ここから力を出されてまた黒星を喫してしまいました。

置き碁の難しさを痛感した一日でした。
またがんばります。

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