将棋倶楽部24奮闘記(令和5年1月第3週)

はじめに

今年から始めた1日1局の将棋倶楽部24での対局&振り返り。
今週で3週目に入りました。

先週は振り飛車党の洗礼を浴びて負け越し。
今週は勝ち越し目指してがんばります。

1月15日(5筋歩突き矢倉対ショーダンオリジナル)

矢倉に囲ってから▲6八銀は一度指されたことがあるのですが、研究したことはありませんでした。
指された形は少しでも振り返らないといけませんね。

上図から△5五歩▲5七銀上とされ、簡単には崩せない格好に。
代えて△8六歩や△3三銀も有力でしたので、手の広いところでした。

少し進んで上図。ここでも△3三銀とじっくり指すのが有力でした。
以下、▲5六銀△3四銀が想定された進行で、後手は機をみて△5四歩と歩をあわせて打開することができました。

本譜は
△5五銀▲同銀 △同角 ▲4六銀
△2二角▲3五銀△6五歩▲2四歩
△同歩 ▲2三歩

と進んで角の処置が難しく、そのまま押し切られました。

1月16日(相雁木)

相手が角道を止めた手に反応して腰掛け銀に構えにいったところ、居飛車を志向されました。
あまり研究していない形だったため、ツノ銀雁木からおたがい組み合うじっくりとした将棋になりました。

上図から
▲2四歩△同歩▲4四歩△同銀右
▲2五歩
が狙っていた攻め。
△2四同歩では△同角が気になりましたが、それにも
▲4四歩△同銀右▲4五歩
と進めて△3三銀には▲2五桂、△5三銀には▲6五歩で先手が指せるようです。

このあとも安定して指すことができ、珍しく?完勝することができました。

1月17日(力戦相居飛車)

こちらがショーダンオリジナルを指向したのに対し、先手が横歩を取って力戦に。

上図は終盤で王手ラッシュをかけているところ。
ここで▲6七同銀と取られていたら先手玉が詰まず負けでした。
△6五歩には▲5五玉がありますし、△6五金~△6七竜は▲6六角が逆王手になります。

実戦は▲7五玉と逃げてくれたため、△7四歩から詰み筋が生じて大逆転勝ちとなりました。

1月18日(先手ショーダンオリジナル)

ショーダンオリジナルに対して低い陣形に構えるのは時折指される指し方。
飛車打ちに強いのが特長です。

後手が飛車切りにくることは目に見えてますので、上図では▲8八歩と低く受ける手が有力でした。
実戦は▲8八銀としましたが、
△7六飛▲7七銀△6六飛▲同銀
と進み、△5六角をみせられて難しい形勢にしてしまいました(本譜は△8八歩)。

難解な将棋が続きましたが、なんとか勝つことができました。

1月19日(ひねり飛車対ショーダンオリジナル)

上図は△7四同歩に▲7五歩をみて十字飛車を狙っていますが、継ぎ歩まで打たせて△4一玉や△4二金と手抜いて一局でした。
実戦は△5六歩としたため、▲5五角~▲5六飛が好便で不利にしてしまいました。

しかし、直後に先手にミスがあり、勝つことができました。
今年初となる4連勝を飾ることができました。

1月20日(四間飛車対右四間飛車)

先週は何局も指した対四間飛車。
今週は意外にも初対峙となりました。

少しうまく立ち回って上図。
しかし、ここで△7九銀が疑問手。
代えて△6六歩と打てば調子で銀が打てる算段がたてられるため優りました。

実戦は危ない局面もありましたが、なんとか勝利。
自己連勝記録を5に更新しました。

1月21日(対袖飛車)

今年初の対袖飛車。
観戦記で有力な対策をみましたので、そちらを参考にしました。
【観戦記】変態vs王道棋戦2 第7戦
【観戦記】変態vs王道棋戦2 第10戦

上図から▲6五歩が成立するのが大きかったです。
△6五同銀▲9一角成△7六歩
が少し気になるのですが、そこで▲6六歩と打てば凌ぎ形となります。

本譜は△7三銀と引かせることに成功し、以下飛車を攻め立てて完勝することができました。

終わりに

週明けこそ負けてしまったものの、そこから持ち直して6連勝。
この調子で今後もがんばりたいと思います。

相居飛車戦   5勝1敗(通算8勝2敗)
対四間飛車   1勝0敗(通算5勝3敗)
対石田流    (通算0勝1敗)
対力戦振り飛車 (通算1勝1敗)

先手番 3勝0敗(今年通算7勝4敗)
後手番 3勝1敗(今年通算7勝3敗)

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