将棋倶楽部24奮闘記(令和5年3月26日~4月1日)

はじめに

毎日将棋倶楽部24実戦&振り返りも3月最終週です。

先週は情けない負け方をしてしまったので、今週はそんなことがないように気を引き締めます。

3月26日(力戦相居飛車)

手将棋から後手が積極的に飛車交換してきた一局。
上図では▲2八飛が習いのある自陣飛車で有力でした。

実戦は▲7四飛がひどい手で、△5三角で両取りが受けるのをうっかりしていました。
以降はチャンスらしいチャンスはなく、完敗でした。

3月27日(先手ショーダンオリジナル対矢倉)

後手が金矢倉から菊水矢倉へシフトしてきた一局。

上図から▲4六角と指しましたが、▲2六角が優りました。
△5三歩型なので反射的に4六へ引いてしまったのですが、本局金矢倉と違い4四の地点を補強しにくいためそこを攻めるべきでした。

しかし、実戦も悪くしたわけではなく、うまく立ち回って勝つことができました。

3月28日(後手ショーダンオリジナル)

後手が天王山に位を取ってのに対し、飛車を振って力戦になった一局。
上図から△5六同歩と指してしまい▲5五歩と打たれて不利にしてしまいましたが、ここでは△7五歩が有力でした。

△7五歩以下
▲5五歩△7六歩▲8八角△8六歩
▲同歩△8七歩▲同金△5五銀左
から△7八銀を狙えば後手が十分戦えました。

なんとか盛り返して中盤戦。
ここで△5二金と引きましたが、弱気な応手でした。

上図では
△5六歩▲同玉△5四歩
と強く指すべきでした。

二転三転して終盤戦。
上図から△4七角成と迫っていけていれば後手戦えていました。

実戦は△6六銀成が敗着となってしまい、負けてしまいました。

3月29日(相掛かり)

おたがい似たような陣形になった一局。
ここでは▲4六銀と攻める好機でした。
△3四歩とは突けないため(▲2二角成~▲6六角)、後手はこう指されていたら困っていたと思います。

実戦は▲5八金と見逃してしまいましたが、なんとか勝つことができました。

3月30日(先手ショーダンオリジナル対右玉)

桂交換から△5一角と後手が角の転換を図ってきたところ。
ここで▲4五歩△同歩▲同銀としましたが、△3三桂~△4四桂の逆襲の筋があり危険でした。
実戦は△4四歩と妥協してくれたため、勝つことができました。

先手としては何を指したらよかったかというと、▲8六歩~▲8七金と金の力で上部を厚くするのが優ったようです。
この組み立てはいかにも現代調ですね。

3月31日(後手四間飛車対右四間飛車)

仕掛け周辺で有利に進められて中盤戦に。
ここで▲5八香がひどい手で、△7六竜~△8七竜を防ぐ手段がなく悪くしてしまいました。
代えて▲6六桂と竜が入ってくるのを止めるべきでした。

実戦はこのあと相手にミスが出て勝つことができました。

4月1日(先手四間飛車対右四間飛車)

戦型は先手が石田流にするかと思いきや、四間飛車に振ってきました。
上図では△4二玉と指すのが自然でよかったと思いますが、実戦は△7四歩と突っ張りました。

しかし、この手は危険な手で、
▲6五歩△同歩▲7四歩△同銀
▲2二角成△同銀▲6四角
と進められていたら危なかったです。

実戦は相手が仕掛けを見送ってくれたため、中盤以降ははっきり悪い局面はなく勝ち切ることができました。

おわりに

週明けから黒星が先行してしまいましたが、終わってみれば5勝2敗と大きく勝ち越すことができました。
来週もこの調子でがんばります。


総合 5勝2敗(通算52勝37敗2無勝負)
1月 20勝11敗
2月 12勝14敗2無勝負
3月 19勝12敗
4月 1勝0敗


相居飛車戦      3勝2敗(通算32勝21敗1無勝負)

対四間飛車      2勝0敗(通算13勝8敗)
対中飛車           (通算1勝1敗)
対三間飛車(右四間飛車)    (通算0勝1敗)
対三間飛車(袖飛車)      (通算0勝1敗)
対石田流           (通算2勝1敗)
対角交換振り飛車       (通算1勝3敗)
対力戦振り飛車        (通算2勝1敗1無勝負)

対奇襲戦法(アヒル戦法)    (通算1勝0敗)


先手番 5勝1敗(今年通算27勝18敗2無勝負)
後手番 0勝1敗(今年通算25勝19敗)

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