将棋倶楽部24奮闘記(令和5年4月第1週)

はじめに

将棋倶楽部24実戦&振り返りも4か月目に入りました。

先週は5勝2敗と勝ち越すことができましたので、今週もこの調子でがんばりたいと思います。

4月2日(後手四間飛車穴熊対右四間飛車)

後手が四間飛車から袖飛車に転換して積極的に戦いを起こしてきたところ。
上図では▲7三歩~▲6五桂と負担になりそうな桂馬を活用するのが有力でした。

実戦は▲7五同角と応じたため、ずっと傷を気にして指さなければならない展開に。
その後もチャンスらしいチャンスはなく、完敗でした。

作戦が悪いわけではありませんが、今後は四間飛車穴熊には居飛車穴熊に囲おうと思います。

4月3日(先手ショーダンオリジナル対早繰り銀)

上図はショーダンオリジナルを見慣れたかたとしては何気ない序盤戦に感じると思いますが、△7五歩と仕掛けたのが疑問手でした。
▲7五同歩△同銀には▲7七桂が用意の受けで、これは後手の攻めが空振りしています。

実戦は△7五同銀のところで△8四飛としましたが、これでは明らかに失敗。
その後更に後手が暴発してしまい、完勝することができました。

4月4日(対力戦中飛車)

力戦の対抗形から△5三角と揺さぶりをかけてきたところ。
ここでは▲3六飛と隙をみせずに受けておくのが有力でした。

実戦は▲3六銀と受けてしまったため△4四角とさばかれる懸念がありましたが、△5六歩から暴れてくれたため制勝することができました。

4月5日(相掛かり)

早々に力戦の将棋になった一局。
ここで▲4六銀と指しましたが、△8六歩と歩を合わせられて5六の歩を狙われてイマイチでした。

じっと▲6九玉などと整えるくらいでしたね。

少し進んで上図。
▲5七銀上と守りましたが、△8四飛と引かれて△8六歩の垂らしと2四の歩取りの見合いが受からず変調でした。

ここでは▲8七歩と打ち、△5六飛は甘受して1三の角を閉じ込めておくことに専念すべきでした。

△2四飛と歩を取ってきたところ。

歩損に焦って▲2四同飛としてしまいましたが、これは飛車打ちの隙が多い先手に分が悪い交換でした。
ここは▲2五歩と耐えて、盛り上がっている駒を生かして飛車を攻める方針をとるべきでした。

劣勢を耐えてチャンスを迎えた終盤戦。
ここで▲7二銀と打っていれば先手有望だったと思います。
しかし、実戦は▲7三桂と打ってしまい△7一金で攻めがすっぽ抜けてしまいました。

以降はきっちり指されて敗戦。
反省点の多い一局でした。

4月6日(力戦相居飛車)

中盤で先手が歩を多く突き捨てて上図。

上図から△1三同香から受ける展開にしましたが、代えて△3六歩が有力でした。
▲2五桂には△4五銀が継続手で、角が動けば△3七歩成が痛烈となります。

しかし、本譜も悪くしたわけではなく、勝ち切ることができました。

4月7日(対雁木)

戦型は雁木対腰掛銀に。
意外にも今年初めての戦型かもしれません。

上図では△2四角とかわすのが有力で、王手になっているため先手をとって受けることができました。
実戦は△2二角がひどい手で、▲2三銀成をくらってしまっては負けになりました。

4月8日(先手四間飛車穴熊対右四間飛車)

戦型は四間飛車穴熊対右四間飛車に。
四間飛車穴熊には次回はこちらも穴熊で対抗しようと考えていたのですが、相手の囲いが明らかになる前にこちらの態度を決めてしまったためまたも採用できませんでした。
戦法のせいにするのは弱者の言い訳ですが、決めていたことを実行できないのもまた弱い人なんですよね。

上図では仕掛けの好機。
△6五歩▲同銀△8八銀
がこの形特有の筋でした。

この筋自体は知っていたのですが、対局時は忘れていたため見逃して以下いいところなく負けてしまいました。

おわりに

今週は四間飛車穴熊が天敵となってしまい負け越しに終わりました。
次に当たった時こそは右四間飛車穴熊で対抗して勝利をあげたいと思います。

総合 3勝4敗(通算55勝41敗2無勝負)
1月 20勝11敗
2月 12勝14敗2無勝負
3月 19勝12敗
4月 4勝4敗


相居飛車戦      2勝2敗(通算34勝23敗1無勝負)

対四間飛車      0勝2敗(通算13勝10敗)
対中飛車           (通算1勝1敗)
対三間飛車(右四間飛車)    (通算0勝1敗)
対三間飛車(袖飛車)      (通算0勝1敗)
対石田流           (通算2勝1敗)
対角交換振り飛車       (通算1勝3敗)
対力戦振り飛車    1勝0敗(通算3勝1敗1無勝負)

対奇襲戦法(アヒル戦法)    (通算1勝0敗)


先手番 2勝2敗(今年通算29勝20敗2無勝負)
後手番 1勝2敗(今年通算26勝21敗)

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