今回は、2023年(令和5年)8月2日に行われた第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント、深浦康市 九段 対 行方尚史 九段戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(２０２３年９月１１日許諾済み)。
主催：朝日新聞社、日本将棋連盟
先手：深浦康市 九段
後手：行方尚史 九段
戦型は相掛かりに。
▲３六歩に対し、△７六飛と横歩を取って序盤から華々しい戦いが始まりました。
上図では▲９一とと堂々と香車を取るのが有力でした。
△７七角成が気になりますが、▲同角△８七歩成▲１一角成で先手十分に戦えます。
実戦は▲６六歩としましたが、△同角があり受けになっていませんでした。
前図から先手が立て直して上図。
ここで▲２三飛成～▲４五桂が英断でした。
この強襲の受けが難しく、深浦九段が一気に押し切りました。
将棋盤
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