将棋倶楽部24奮闘記(令和5年2月第4週)

はじめに

毎日将棋倶楽部24&振り返りを始めてから8週目に入りました。

先週は勝ち越しこそしたものの、序盤中盤終盤スキだらけの将棋を指してしまいました。
地道に修正し、今週もがんばります。

2月19日(後手ショーダンオリジナル)

先手の力戦相居飛車に対し、調子よく指し進めて終盤戦。

上図では
△6六歩▲7五歩△7六金
という妙手順があり、それなら後手勝勢でした。

実戦は
△7六同飛▲同銀△5八飛成▲6八金
が容易でなく、逆転負けを喫してしまいました。
このあたり、手拍子で進めてしまったのは反省です。

2月20日(右四間飛車対後手四間飛車穴熊)

上図は金銀と飛車の交換をしたところで、優勢を意識していたところ。

しかし、ここで▲6六角が悪手でした。
馬を消すことはできますが、7六にキズがありますしコビンが少し開いてしまうので攻めやすくさせてしまいました。

代えて▲5五角と飛車の態度を聞き、場合によっては▲5二歩と飛車の横利きを遮断して金駒をねじ込む展開に持っていくべきでした。

実戦もここから攻め立てられて負けにしてしまいました。
連敗です‥

2月21日(力戦相居飛車)

私の後手番。
5筋の弱いところを突いたところで先手は継ぎ歩から十字飛車で反撃してきました。

ここでパニックになってしまって△3五歩としましたが、冷静に△6四銀と引くべきでした。

激戦となった終盤戦。
上図では△3三玉と上部脱出を図るべきでした。

実戦は△5二玉としましたが、▲6五銀が鋭手でおかしくしました。

上図では△5六金と△6六桂以下の詰めろをかければまだ勝負できました。

しかし、手が見えず△4九飛成が失着。
▲6九金打で先手玉が見えなくなり負けにしてしまいました。

2月22日(後手ショーダンオリジナル対矢倉)

先手の矢倉との一戦。
上図からは
△7五歩→△5六歩→4五銀直
と角のラインを通すのが入城している先手玉をとがめる手順として有効でした。

実戦は手拍子で△6五歩と指してしまったのは反省材料です。

序盤は好機を逸しましたが、そこからうまく立ち回って後手優勢。
上図では△7五同角~△7六桂と斬り返せば優位は動きませんでした。

本譜は△4二角と引いたため、▲6四歩と打たれて変調。
以下もどんどんペースがおかしくなり、逆転負けを喫しました。

2月23日(後手ショーダンオリジナル対早繰り銀)

上図は銀交換から▲4六銀と打ち直してきたところ。
ここでは△5四銀から桂馬を引きちぎるのが有力でした。

実戦は△6五銀と攻めたため、▲3五歩から攻め合う展開になりおかしくしました。
しかし、その後先手に落手があり連敗を脱出することができました。

2月24日(後手ショーダンオリジナル対横歩取り)

こちらのショーダンオリジナルに対して先手が横歩取りで応じてきた一局。

経験が生きて勝勢を築いていましたが、△6二角が悪手。
代えて
△6五角▲8五玉△8二飛
と指せば先手は持ち駒がないため受けが難しいところでした。

好手順を見逃した結果、逆転負けを喫してしまいました。

2月25日(後手ショーダンオリジナル対袖飛車)

上図は3筋で銀交換がなされたところ。
ここで実戦は△2八銀と打ちましたが、中央の弱みを狙って△5六歩も有力でした。

こうした局面に合わせた柔軟性は積極的に取り入れていきたいと思います。

後手優勢を築いて終盤戦。
しかし、△5九角が▲6八銀打で簡単に受かるためリードを台無しにしました。

代えて△2八竜と指し、同じように銀打ちで応じてきたなら△9五角の端角が厳しいです。
端角自体は見えていたのですが、竜を敵陣に入れてからの組み合わせがなぜか見えませんでした。

これで逆転してしまいましたが、先手もこの後間違えて再逆転で勝つことができました。

おわりに

今週は2勝5敗と大きく負け越してしまいました。
地道に力をつけて結果が伴うようがんばります。

総合 2勝5敗(通算31勝23敗2無勝負)
1月 20勝11敗
2月 11勝12敗2無勝負

相居飛車戦     3勝3敗(通算21勝11敗1無勝負)

対四間飛車     0勝1敗(通算5勝7敗)
対中飛車          (通算1勝1敗)
対三間飛車(袖飛車)     (通算0勝1敗)
対石田流          (通算1勝1敗)
対角交換振り飛車      (通算1勝1敗)
対力戦振り飛車       (通算1勝1敗1無勝負)

対奇襲戦法(アヒル戦法)   (通算1勝0敗)

先手番 0勝1敗(今年通算13勝11敗2無勝負)
後手番 2勝4敗(今年通算18勝12敗)

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