テーマ図
①、②では白8で9の変化をみてきました。
本譜白8は黒の連を直接的に止めた一手。
黒は9と三を作るのが盤上この一手といえそうです。
第1図
白12で逆側から止めるのは、参考図黒17で18と19の四三を見合いにして黒勝ちとなります。
第2図
黒13は白の三も消して攻防兼備。
白14で逆側を止めてくるのは、参考図のようにミセ手で白の手を限定させていけばおのずと勝ちになります。
第3図
黒15は初級者だと見えにくい手ですが、16の四三をみた手といえばわかりやすいでしょうか。
白16で間をせき止めるのは、参考図黒29まで上下に詰み筋が生じており黒勝ちとなります。
第4図
黒17も四三をみせた一手。
白18で直接的に上から押さえるのは、参考図黒29まで黒四三勝ちとなります。
第5図
白20で一路右に打つのは、参考図1で黒勝ち。
また、参考図2と別の四を止める手も考えられますが、これも黒勝ちとなります。
本譜は黒25が26の四三をみた一手。
白26と防いでも、別の詰手順があります。
詰手順
黒29まで黒四三勝ち