中飛車

上図は△４五歩に代えて△５六歩と変化したところ。狙われている歩をさばこうという手です。△５六歩以下▲５六同歩△同飛▲６六銀△５一飛▲３五歩△同歩▲３四歩△２二角歩を交換されても▲６六銀が有効で、飛車を圧迫していきます。更に、角頭が弱いうちに...

上図は▲４六銀に代えて▲７八銀と変化したところ。こちらも有力な手ですが、方針はまったく異なります。▲７八銀以下△３二銀▲７七銀△４三銀▲６六銀先手は左銀を繰り出していき、５五の歩を狙っていくのが主な方針となります。 ▲６六銀以下△４五歩▲４...

上図は▲３四銀で▲７八玉と変化したところ。△３二銀型でも有力なので、詳しくみていきます。▲７八玉以下△４三銀▲３八飛△３二金▲５八金右 △７二玉▲３五歩△同歩▲同飛△８二玉▲３七桂△７二銀▲６八金上△４三銀・△３二金が好形なので、先手として...

令和４年３月12日に、第65期岩手王座決定戦に参加してきました。結果は県大会２回戦敗退となりましたが、１回戦で最近研究している超速が指せましたので振り返りたいと思います。▲：つなよし△：三段 上図以下△５六歩▲同歩△同飛△５六歩は△４四銀型...

上図は△３二金で△３二銀と変化したところ。似たような手ですが、どのような違いが出てくるか精査していきます。△３二銀以下▲３四銀△５六歩▲３四銀では▲７八玉も有力で、別投稿で掘り下げます。後手としてはやはり△５六歩と切り返すのが考えられます。...

上図は▲７八玉と変化したところ。玉形を整えてから攻めていく、本格的な手となります。▲７八玉以下△４三金▲５八金右△７二玉▲３八飛△３二銀▲３五歩△同歩▲同飛△８二玉相手が銀を進出させてこなかったので、△４三金は自然なところ。先手はもたもたし...

上図は△４四歩と突いたところ。菅井流と呼ばれる指しかたで、序盤から刺激的な展開になります。△４四歩以下▲４六銀△４五歩▲同銀△３二金▲４六銀では▲７八銀も有力。△４五歩と突き捨てるのが菅井流特有の筋。△３二金では△３二銀も考えられます。 △...

上図は▲３五歩と変化したところ。▲６五角や▲６八銀に次ぐ有力手となります。▲３五歩以下△３五同歩▲２四歩△同歩▲２三角△５一飛▲５五歩歩を突き捨てていって▲２三角と打つスペースを作るのが先手の狙い。▲５五歩と確実に角が成れるラインを築きます...

上図は△５一飛で△３二金と変化したところ。先手の飛車先を厚くし、容易には崩れない姿勢です。△３二金以下▲５五歩△７六飛▲７七銀△７四飛後手が飛車を引かなかったところなので、▲５五歩と帰り道をなくしておくのが自然な手となります。以下△７四飛ま...

上図は△７二銀で△１二香と変化したところ。永瀬拓矢先生が振り飛車党の頃に指しており、▲２四歩からの攻めに備えた手となっています。△１二香以下▲４六銀△３三歩▲５五銀△３四歩▲５四歩△７二銀▲３七桂２筋方面に備えられたので、先手は違う方面から...