つなよし

同型(端歩突き合い型)

脇システム同型の研究ー端歩突き合い型⑤

今回は59手目▲1三香成の変化をみていきます。 △1三同歩▲2四桂△同歩▲同歩△同銀▲同飛△2三銀までは定跡化された進行です。△2四同歩で飛車を逃げるのは▲1三香成で寄り筋。△2三銀で2三歩と節約するのもやはり▲1三香成が刺さる格好となりま...
同型(端歩突き合い型)

脇システム同型の研究ー端歩突き合い型④

今回は54手目△6二飛の変化をみていきます。 上図では2つの応手が考えられます。①▲3二角成②▲6五歩 まずは①▲3二角成をみていきます。 △3二同飛▲1九香△1二歩までは定跡化された進行です。 ここも先手の分岐点。2通りの指し手が考えられ...
同型(端歩突き合い型)

脇システム同型の研究ー端歩突き合い型③

今回は48手目△1五同香の変化をみていきます。 自然な応手で、前々から指されている手です。ここから▲1五同香△4七角成▲1三歩が定跡化された進行です ここでは2つの応手が考えられます。①△1三同桂②△1一歩 まずは①△1三同桂の変化からみて...
同型(端歩突き合い型)

脇システム同型の研究ー端歩突き合い型②

今回は45手目▲1五歩の変化をみていきます。 後手は△1五同歩の一手で下図 ここで先手には2つの応手が考えられます。①▲1五同銀 習いのある端棒銀②▲1五同香 一歩を持って…まずは①▲1五同銀からみていきます。 今度は後手の分岐点で、2通り...
同型(端歩突き合い型)

脇システム同型の研究ー端歩突き合い型①

今回から脇システムの定跡について書いていきたいと思います。脇システムとは脇謙二先生が積極的に指していたことから名付けられた戦法です。矢倉戦の一種で、角が向かい合っているのが特徴的です。テーマ図はこちら 端歩を突き合う同型は脇システムの中で最...
△4二玉型

横歩取り△4二玉型対伊藤匠四段の強襲策⑦

今回は32手目△7一銀の変化をみていきます。 △7一銀に対しても▲8二角が有力です。 △7三角には▲7一角成~8二銀で攻めの継続が図れます。▲8二角以下△2八歩▲同銀△2五飛▲2六歩が想定された進行です。 ▲2六歩に代えて▲2七歩は、△8五...
△4二玉型

横歩取り△4二玉型対伊藤匠四段の強襲策⑥

今回は△7三銀の変化をみていきます △7三銀以下▲8二角△同銀▲同歩成△同金▲6二飛▲8二角と角を放り込むのが攻めをつなげる強手となります。 ▲6二飛以下△5二飛▲6一飛成△9四角▲2一竜△3一金▲3四桂△3三玉▲2二桂成△2一金▲同成桂△...
△4二玉型

横歩取り△4二玉型対伊藤匠四段の強襲策⑤

今回は22手目△7二金の変化をみていきます。 △7二金以下▲8二歩成△同銀▲2二角成△同銀▲7七歩が想定された進行です。▲7七歩に代えて▲6一角が伊藤匠四段の実戦で指されましたが、△9五角 をくらっては厳しいとしたものでしょう。 後手は△7...
△4二玉型

横歩取り△4二玉型対伊藤匠四段の強襲策④

今回は△7七馬の変化をみていきます。 △7七馬以下▲同桂△6二金▲7二と△6一金▲同とが想定された進行です。後手玉には▲5一角以下の詰めろがかかっていたところだったので、△6二金と手を戻すのは必要な手。ただし、▲6一同とがまた詰めろとなって...
△4二玉型

横歩取り△4二玉型対伊藤匠四段の強襲策③

今回は28手目△7四飛の変化をみていきます。 △7四飛に対しても▲6一角△7一金▲7二歩の攻めが有力です。 ▲7二歩以下△8七歩▲同飛△6五角▲7一歩成△8七角成▲5八玉が想定された局面です。 △6五角は後手用意の切り返しで、先手が飛車を逃...