今回は、2023年(令和5年)11月28日に行われた第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント二次予選、大石直嗣 七段対谷川浩司 十七世名人戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(2023年12月25日許諾済み)。
主催:朝日新聞社、日本将棋連盟
先手:大石直嗣 七段
後手:谷川浩司 十七世名人
戦型は相居飛車に。
駆け引きの末、大石七段が矢倉右玉を採用しました。
上図から▲6五歩~▲7七桂が機敏な攻め。
この筋のとがめかたが難しく、先手がペースをつかみました。
上図から▲9五歩~▲6六角がうまい継続の攻め。
端攻めが受けにくい格好で、後手が困っています。
ここで谷川十七世名人が潔く投了し、大石七段の勝ちとなりました。
将棋盤
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