※本サイトでのオセロ研究は序盤を中心に気になった変化を私なりに言語化を図ったものです。
実績のない者の研究であるため、間違った解釈があるかもしれませんがご了承ください。
テーマ図
上図は「ＦＪＴ」と呼ばれる定石の一変化です。
黒はg3が最善なのですが、g6、c8、a6が-2変化としてあげられます。
これらを比較して最善手の理解を深めたいと思います。
考察
黒g6には以下
c7f3g5
が想定された進行。
黒は右辺で手を作っていきますが、白g5の中割りで若干白有利。
白は次にe7もみています。
黒c8には
c7g6f2
の進行が考えられます。
最終f2が次にf3の中割りをみた手で、これも白が少しよさそうです。
黒a6には
a5b6e7
と進むのが想定されます。
白はa5ツケが有効なのが大きく、これも若干白持ちです。
それではg3はどうか？
以下
d2c1f3
が最善進行となります。
白d2は黒一個を孤立される手。
黒c1は孤立を解消した手となります。
白f3はラストボックスで、これで互角となります。
黒としては、中割りや辺へのツケ等、白からの好手を与えずに打っていくよう意識する必要があるようです。
