
黒がツケヒキから一間トビやケイマを入れずに手を抜いたケース。
足早な碁がよく打たれる現代だからこそ考えられる手法です。
白としては8と打ってとがめにいきたいところです。

黒は9と下ハネで調子を得てから11~13と進出するのが有力。
白14は場合によっては3子2つをつながろうとしていますが、黒15のツケが好手。
白16で白はそれそれで安定してひと段落。
黒はまた手を抜くことができます。
黒17で手抜きではなくAなら白はBとトぶのが調子。
この交換は黒にとって得とは言えないようです。

黒手抜きには白18と前図Aからデギリを考えたいところ。
しかし、黒19から露骨にでてこられて手にされてしまいます。
黒25~27のノビの連打に白は28と受けるよりなく、黒29ともう一方もノビては黒ペース。
AとBの見合いとなっており、白大変。
白18は単品では成立しないようです。