今回は、令和5年1月28日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会の参加振り返りを書いていきます。
昨年はほぼ毎月参加していた大会で、今年も都合がつく限り参加したいと思っています。
初戦はH山(善)五段との対局。
私の白番となりました。
白14までは前回打った時と同じ布石と記憶しています。
黒27は隙ありとみて白28と切っていきましたが、白30では31と逆側から押さえるべきでした。
黒41では42と打たれていたら取られ形となっており、白困っていました。
本譜は白が悪い道理はなく、押し切ることができました。
2戦目はK崎五段との対局。
私の黒番となりました。
黒27と白28の交換は利かし得とみて、黒29と手を戻しました。
黒33は力をためた手でしたが、Aと厳しく追及するのが優るようです。
黒41までフワッとした布石で、白Bからの攻めが見た目以上にうるさかったです。
形勢不利を感じていましたが、相手が攻め間違えて勝つことができました。
3戦目はO川五段との対局。
私の黒番となりました。
白14の一間高両ガカリはいつものO川五段の布石と違うため少し動揺しました。
また、白16ではAと打たれることが多く、本譜は初めて打たれたかもしれません。
黒29、あるいは黒33ではBやCと転戦するのがいいようです。
本譜は白Dを常に気にする碁にしてしまいました。
しかし、黒49まで捨て石をうまく活用して手ごたえを感じていました。
黒53でEと打ちましたが、ここでも転戦が有力でした。
実戦は後に黒Fが刺さり、地合で大差勝ちとなりました。
最終戦はF川初段との4子局。
成長著しい女の子で、対局前からやりにくさを感じていました。
黒14は鋭い打ち込みですが、ノータイムで打ってきたところをみると織り込み済みの手だったようです。
白23では置碁というのを考えればAやBと内側から迫るほうがいいかもしれません。
どんどん地を稼がれて困っていましたが、白41から大風呂敷を敷くことができて最終的に白2目勝ちにおさめることができました。
4戦全勝で優勝することができました。
本棋戦での優勝は半年振り。
この調子で今後もがんばります。