【振り返り】岩手囲碁センターの例会(令和6年8月11日)に参加してきましたー1局目T(正)五段戦

今回は、令和6年8月11日に岩手囲碁センターで行われた例会1局目の振り返りをしていきます。

黒番:つなよし
白番:T 五段

第1図

T五段とは今年4度目の対局。
ここまで3戦全勝で本局を迎えました。
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力戦家のイメージが強いお相手で、白10のハサミ返しでさっそく意表を突かれました。
黒11から好みの三々入りとしましたが、参考図のように進めるのも有力でした。

単に黒3は考えましたが、白Aとマネされるのが嫌。
トビを入れてからなら確かに…とも思いますが、トビもマネされたら…
と考え出すと、キリがないですね。

第2図

白20はずいぶんシブい手がとんできたなと感じました。
黒21には、個人的によろこんで打つところです。

白22に対しては参考図のように進めるのが自分らしいと思うのですが、この時は本譜のように進める気分だったようです。

第3図

黒31は緩手で、明らかに読みを入れずに形だけで打っているなと後に振り返ってみて感じます。

ここは参考黒1~3のハネツギが相当な一手で、白4と手抜きできたなら黒5~7と再度のハネツギが死活に関わってきて厳しいところでした。

第4図

黒35も部分的な形にとらわれすぎた一手。
ここは参考図のように右下白にくっついている黒は軽くみるべきでした。

本譜黒45までは割と好きな定石。
しかし、白46が意表の一手で、何をしたいのかまったく分かりませんでした。

黒47と上から覆いかぶさって攻めている雰囲気を出しましたが、白はAからサバく手があるため黒Bとワタリを消しておくのが本手でした。

白48に黒49がまたまた緩手。
黒2子はとにかく軽くみなければいけませんでした。

黒53も方向違いで、白54と狙い筋を敢行されて黒の攻めは空振りに終わりました。
しかし、白62は小さい手で、黒63でやっと緩手の負のスパイラルから脱出することができました。

以下はお相手が無理をしてきたのもあり中押し勝ち。
結果はついてきましたが、反省点の多い一局でした。

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