相掛かり棒銀

相掛かり棒銀対△3三角型⑦

今回は、25手目▲6六角の変化をみていきます。①▲1六歩 初期によくみられた手②▲5八金 じっくり囲う③▲6六角 角交換を図る ▲6六角は角交換を図った手なのですが、単に▲3三角成とするよりも手得しようとしている相掛かりでの常套手段です。▲...
相掛かり棒銀

相掛かり棒銀対△3三角型⑥

今回は38手目△6三銀をみていきます。①△7五歩 門倉流②△6三銀 藤井聡太流 この手は藤井聡太先生が実戦で指した手で、急いで攻めなくても指せるとみています。△6三銀以下▲4六角△6二金▲5五歩▲5五歩は後手の右銀の進出を止めた手ですが、△...
相掛かり棒銀

相掛かり棒銀対△3三角型⑤

④の最終図、▲5五歩を再掲します。ここでは2つの手が考えられます。①△6六歩②△4四飛まずは①△6六歩をみていきましょう。▲6六同銀△7六歩▲4五銀△7四飛▲6五歩△6四歩▲7五歩△8四飛▲6四歩△6五歩▲5七銀△6四飛▲7六金(結果図) ...
相掛かり棒銀

相掛かり棒銀対△3三角型④

今回は29手目▲6八銀の変化をみていきます。先手後手ともにすぐ攻める手はありませんので、しばらく駒組みとなります。▲6八銀以下△2三銀▲6七金右△7四歩▲5六歩△6四歩▲7七銀△7三桂▲7九角 上図では後手に2つの手が考えられます。①△7五...
相掛かり棒銀

相掛かり棒銀対△3三角型③

今回は25手目▲5八金の変化をみていきます①▲1六歩 初期によくみられた手②▲5八金 じっくり囲う③▲6六角 角交換を図る ▲5八金はプロ棋戦で近年も指されており、有力な変化とみていいでしょう。▲5八金以下△4二玉▲6六歩△2四歩△2四歩か...
相掛かり棒銀

相掛かり棒銀対△3三角型②

今回は25手目▲1六歩の変化をみていきます。①▲1六歩 初期によくみられた手②▲5八金 じっくり囲う③▲6六角 角交換を図る この手は△3三角型が出てきた初期にみられた手。有力ではありますが、不急の手として現在は他の手を優先することが多いで...
相掛かり棒銀

相掛かり棒銀対△3三角型①

今回から、相掛かり棒銀に対する後手の手法の1つ、「△3三角型」についてみていきます。初手から以下▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲3八銀△7二銀▲2七銀 棒銀は依然は相掛かりの花形戦法でしたが、近年はむしろ趣向として採用され...
角換わり棒銀

角換わり棒銀対△5四角ー▲3八角の変化⑧

今回は、24手目△2二銀をみていきます。①△4四歩 角のラインを通して反撃含み②△2二銀 低く受けてしっかり守る 上図から▲2四歩△同歩▲同銀△2三歩▲1五銀△6四銀▲4六歩 が想定された進行です。後手は様々な手が有力ですが、△7五歩と仕掛...
角換わり棒銀

角換わり棒銀対△5四角ー▲3八角の変化⑦

今回は、25手目▲6八玉の変化をみていきます。①▲2四歩 初志貫徹の攻め②▲6八玉 居玉を解消 上図では2つの手が考えられます。①△1四歩②△2二銀まずは①△1四歩の変化をみていきます。△1四歩は▲2四歩を催促している意味があります。以下、...
角換わり棒銀

角換わり棒銀対△5四角ー▲3八角の変化⑥

今回は31手目▲2六飛をみていきます。①▲2五飛 駒を打たせてから深く引きたい②▲2八飛 自陣まで引く自然な手③▲2六飛 悪いとされている引き場所 この手は従来悪い手とされており、△3五銀と打たれて困るとされてきました。しかし、検討してみま...