つなよし

一間高ガカリ

【19路研究】ツケヒキ定石③

上図の黒7とケイマにヒラくのは近年みられるようになった手。白8の後に黒はAと手を入れれば手堅いのですが、序盤だと他のところへまわって足早に打ちたいところ。ここでは黒9で手を抜いた時に白に手段があるかみていきます。 白10とツメるのは黒11と...
一間高ガカリ

【19路研究】ツケヒキ定石②

上図はツケヒキ定石から黒9と打ち込んできたところ。昔から打たれている常套手段です。ここでは白の応手を2つみていきます。 白10で17などとワタリを阻止しようとするのは黒に14とトばれて怖い戦いになります。ワタリは許して厚みを築くのが有力で、...
一間高ガカリ

【19路研究】ツケヒキ定石①

黒1の小目に対して白2と一間高ガカリでカカるのが個人的に好んでいる手。黒3~黒5は「ツケヒキ定石」と呼ばれる定石。AI(人工頭脳)はこれしか打たないと言われていますね。白8まで昔から打たれている形で、現代でも有力。これでひと段落ですが、黒が...
一間高ガカリ

【19路研究】小目に一間高ガカリ・二間高バサミ②

前回は上図で黒Aに対する変化について触れました。今回は、黒がB、Cと打ってきた場合の変化をみていきます。 【変化B】黒1~3とツケヒキは有力な変化。白6では11と打って穏やかに打つのもあります。白16まで、黒は中央の黒を補強するか、右辺の黒...
一間高ガカリ

【19路研究】小目に一間高ガカリ・二間高バサミ①

今回は小目に一間高ガカリに対して二間高バサミと応じた変化をみていきます。現代では採用率がめっきり減りましたが、それでもベテランに根強く打たれている印象を受けます。 黒5、白6がこの定石では多く打たれている進行。黒は続けてA、B、Cのいずれか...
囲碁実戦振り返り

【振り返り】ノーマーク杯(令和4年11月度)に参加してきました。

今回は、令和4年11月12日に岩手囲碁センターで行われたノーマーク杯囲碁大会の振り返りをしていきます。これまでの記事はこちら 【振り返り】ノーマーク杯(令和4年7月度)に参加してきました。 【振り返り】ノーマーク杯(令和4年9月度)に参加し...
一間高ガカリ

【19路研究】小目に一間高ガカリ・一間バサミ④

上図は白がツケヒキに打ってきたのに対し、黒がカケツギで守ったところ。堅実な手ですが、低位に形を作っているのが気になるところです。 白8カケはとりあえず利かしたいところ。黒は9とコスミで上部に進出するくらいですが、白も10とコスミで出るのが調...
一間高ガカリ

【19路研究】小目に一間高ガカリ・一間バサミ③

白4のツケに黒5から7と二間にトぶ手はAI(人工頭脳)が台頭する前に流行した定石。今もたまに打たれることがありますね。白は8とコスミで力をためるのが有力です。 黒9と右辺を守るのは白10を利かしてから白12のオキがうるさい攻めとなります。黒...
角換わりその他

【名局鑑賞】第15回朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント佐藤(天)ー糸谷戦

今回は、2022年1月25日に行われた第15回朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント佐藤天彦九段対糸谷哲郎八段をみていきます。今回も棋譜利用の許可をくださった主催者様に感謝申し上げます。主催:朝日新聞社、日本将棋連盟先手:佐藤天彦九段後手:...
一間高ガカリ

【19路研究】小目に一間高ガカリ・一間バサミ②

上図は黒5のブツカリから黒7と切ったところ。プロの棋戦ではまず打たれませんしハメ手扱いされることも少なくないのですが、私の住む地域では使い手が数名いますのでそれなりに研究してみました。まずAのアテから考えたいところなのですが、黒B、白C‥黒...